令和の話題のニュースで思うこと!

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夏に怪談話が話される訳は

私が東京のタクシードライバーだった時、たまに客から何か面白いタクシーの怪談話を聞いてほしいと言われたが、私には一度もタクシー内でそんな幽霊を見たことはありません。よく映画やドラマ、小説などに怪談話があるけどすべて作り話です。霊らしきものは感じたことはありますが、幽霊そのものは見たことはありません。
 夏に怪談話が多いのは農村で行われていた民俗芸能「盆狂言」からきています。お盆にはあの世から死者の魂が帰ってきます。各家では「盆棚」を作り、「迎え火」を焚き、祖先の霊魂を迎え入れます。 しかしお盆には祖先の霊だけでなく、祀る人の絶えた無縁仏や、恨みを抱いた怨霊も帰ってきます。
「盆狂言」はそうした浮かばれぬ死霊の苦しみと成仏を演じる鎮魂の芸能なのです。その「盆狂言」は江戸時代に歌舞伎で陰暦7、8月ごろに行われていました。多くは7月15日初日で、大立者は出演せず、怪談物やあだ討ち物が多く行われていました。「四谷怪談」などもその一つです。
四谷怪談」は、元禄時代に起きたとされる事件を基に創作された日本の怪談話です。江戸の四谷町が舞台となっています。内容は貞女・岩が夫・伊右衛門に惨殺され、幽霊となって復讐を果たすというものです
こういう怪談話がいろいろな話で今に続いているのです。

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