90歳にもなる一般の女性が自宅のピアノで難しいシューベルトの即効曲を弾いて楽しんでいるのをインターネトの動画で見ました。少しゆっくりのテンポですが、楽譜を見ずに暗譜で弾いていたのにはちょっと驚きました。
ピアノ演奏は脳が活性化し、情緒豊かになることが知られています。人間性も良くなります。また音楽にはリラックス効果、癒し効果、ストレス解消効果などがありますが、脳の老化を食い止めるのにピアノ演奏が最適です。
ピアノを弾くときには楽譜を見ながら音と曲想を理解し、感情を込めてピアノの鍵盤を見ながら弾きます。演奏会などでピアノを弾く時には普通は楽譜を見ないで暗譜して弾きます。暗譜をすれが楽譜を見なくてもよいので演奏に集中できます。
ただ暗譜してピアノを弾くことはなかなか大変です。暗譜をするにはまず曲が作曲された背景を理解し、曲の構造、旋律、フレーズ感、リズム、和声を覚え、旋律を口で歌えるようにしなければなりません。この過程がさらに脳を活性化させます。趣味にピアノ演奏を演奏する人は認知症になることはありません。
ピアノは気軽に始められます。楽器によっては音の出し方を覚えるだけでも苦労しますが、ピアノならだれでもすぐに弾けるようになります。
ただピアノが上手に弾けるようになるには楽典や和声学などの理論を学び、演奏技術を習得しなければなりません。ある程度、音楽が理解できて演奏できるようになるには何年もかかりますので、老後に備えて早めに趣味のピアノ演奏を始めましょう。
高価なピアノでなくても電子ピアノなら手軽に手に入ります。ヘッドホーンが付いていますので夜でも人に気兼ねなく演奏を楽しめます。
ある程度、音楽が理解できてピアノが弾けるようになれば一生楽しめます。年老いても絶対に認知症にはなりません。
私も若い時にピアノを弾いていたことがあり、また最近ピアノ演奏を始め楽しんでいます。下記の音楽教室では大人のピアノ教室があります。
